型枠を知る

Formwork

型枠工事とは・・・

型枠工事とは、鉄筋コンクリートで建物を建造する際に必要となる型枠を
その場で組み立て、コンクリートを流し込み、成型していく工事をいいます。
鉄筋コンクリートの建物をはじめ、一般住宅の基礎工事などでも使われる施工です。
型枠工事は、街づくりの礎となる重要な仕事だといって良いでしょう。

型枠の役割

型枠は躯体を形成するための鋳型であり、建物の完成時には残らない仮設物なので、つい軽視されがちです。しかし建築工事費にして躯体工事の40~45%、全工事費の12~15%を占める重要な工事でもあります。型枠工事の経済性を追求し合理化を計ることは、全体工事に与える影響が非常に大きいのは確かでしょう。
現在の型枠工事では、合理性や経済性から90%近くが合板型枠工法が採用されているので、合板型枠の作業性や計画性、安全性などの問題が検討されています。これからは“型枠の軽量化による作業能率の向上”や“躯体型枠精度の向上による仕上げ工事の経済性追求”などを改善することでより質が高い施工ができるのです。

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型枠の多様性

現在、鉄筋コンクリート造の建築物は官公庁舎や学校などの公共建築物、共同住宅、病院、福祉施設など多種多様な建物で用いられています。凹凸や曲面をもった建築物、また打ちっぱなしや石張り、タイル張りなど、仕上げなど意匠性、機能性ともにあらゆる種類の建造物をつくれるほど、型枠の技術は発展しているのです。

型枠の発展

また大型物件では建築工事の省力化、規格化のためにPCa化を含めたプレハブ技術の開発が進んでいます。「優れた建築」は建て主の計画した建物の用途や規模を把握したうえで設計、施工することで生まれるものです。施工の精度や質に加えて経済性を高めるためには、工法の改良や開発、機械化などを考えなければいけません。
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工事の流れ

中舘工業では、型枠一式工事を行っております。拾い出しから精度確認まで、一連の流れをご紹介しています。